2025年2月8日
姿勢が悪いと何が起きる?—理学療法士の視点から
日常生活で無意識にとっている姿勢が、私たちの健康に大きな影響を与えることをご存知でしょうか?姿勢が悪いと、筋肉や関節への負担が増し、さまざまな不調を引き起こす原因となります。
例えば、猫背の姿勢では、背中の筋肉が常に引き伸ばされ、逆に胸の筋肉が縮んでしまうため、肩こりや首こりの原因になります。また、頭が前に出た姿勢を続けると、首の負担が増大し、ストレートネック(スマホ首)を引き起こす可能性があります。さらに、骨盤が後傾すると腰への負担が増し、慢性的な腰痛のリスクが高まります。
姿勢の悪化は、単なる筋肉の問題にとどまらず、内臓の働きにも影響を及ぼします。猫背になると肺が圧迫され、呼吸が浅くなることで酸素の供給が減少し、疲れやすくなることがあります。また、消化器系にも悪影響を与え、胃腸の働きが低下することも。
TherapyLabでは、理学療法士が姿勢改善に関するアドバイスや施術を行い、正しい姿勢へと導くサポートをしています。筋力バランスの調整やストレッチ指導を通じて、無理なく姿勢を改善することが可能です。日々の姿勢を見直し、健康的な体を手に入れましょう。

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